ポストイン配達とは
ポストイン配達とは、受領印を必要とせず、荷物を郵便受けへ届ける配送方法です。受取人が不在でも配達できるため、カタログ、DM、小型商品などの発送に使われます。
ただし、利用できるサイズ、重さ、内容物、追跡の有無、法人契約の必要性はサービスごとに異なります。ノベルティを同梱する場合は、商品単体ではなく、封筒や箱に入れた後の状態で条件を確認しましょう。
主なポストイン配送サービスと確認項目
配送サービスの料金や取扱条件は変更されることがあります。以下は各社の公式情報をもとに整理していますが、実際に発送する際は、最新の料金、サイズ、内容物の条件を公式サイトで確認してください。
| サービス例 | 主な利用者・用途 | 追跡 | 発送前に見る点 |
| クリックポスト | 小型荷物 | あり | 厚さ、重さ、ラベル印刷、信書不可 |
| レターパックライト | 書類・小型荷物 | あり | 専用封筒、厚さ、信書の有無 |
| ゆうパケット | 小型荷物 | あり | 厚さ別条件、利用方法 |
| ネコポス | 法人・個人事業主など | あり | 法人・個人事業主など |
| 佐川急便のメール便等 | 法人発送、カタログ、小型荷物 | サービスによる | 宛先、内容物、追跡の必要性 |
日本郵便
日本郵便は最も多くのポストイン配達サービスを行っており、用途に応じて使い分けることが可能です。
クリックポスト
クリックポストは、郵便受けへ配達される全国一律運賃のサービスです。運賃は185円で、長さ34cm以内、幅25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内の荷物を送れます。
利用時はYahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントが必要で、運賃のオンライン決済と宛名ラベルの印刷を行います。追跡には対応していますが、信書は送れません。
レターパックライト
レターパックライトは、専用封筒を使って郵便受けへ届けるサービスです。料金は全国一律600円または430円で、A4ファイルサイズ、厚さ3cm以内、重さ4kg以内の荷物に対応しています。
追跡ができ、信書も送れます。対面配達のレターパックプラスとは受け取り方法が異なるため、用途に合わせて選びましょう。
ゆうパケット
ゆうパケットは、厚さや重さに応じて利用条件が決まる、小型荷物向けの配送サービスです。追跡に対応しており、郵便受けへ届けられます。
運賃や利用方法は差し出し方法や契約条件によって異なるため、発送時点の公式情報を確認してください。
ヤマト運輸
ヤマト運輸は二つのサービスを展開しています。内容が異なりますので利用用途に応じて自分に合ったサービスを利用しましょう。
ネコポス
ネコポスは、小型荷物を郵便受けへ届けるヤマト運輸のサービスです。取扱サイズは長辺34cm以内、3辺合計60cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内です。
追跡に対応しており、利用にはヤマト運輸との契約など所定の条件がありますので、運賃は発送数量や契約条件によって異なるため、事前確認が必要です。
佐川急便
佐川急便には、法人宛ての雑誌やカタログに使われる飛脚メール便、個人・法人宛てに送れる飛脚ゆうメール便、Web追跡に対応した飛脚ゆうパケット便などがあります。
送り先が法人か個人か、追跡が必要か、内容物がサービスの対象に含まれるかによって選択肢が変わります。ノベルティを同梱する場合は、事前に担当営業所へ内容物と梱包状態を伝えて確認してください。
西濃運輸
西濃運輸にも法人契約向けのメール便サービスがあります。取扱条件や対象となる内容物は契約内容によって異なるため、発送前に担当窓口へ確認してください。
ポストインで送りやすいノベルティの条件
ポストイン向けのノベルティは、薄い商品であれば何でも送れるわけではありません。商品を封筒や箱に入れた状態で厚さや重さが規定内に収まり、輸送中に破損や型崩れが起こりにくいかまで確認して選びます。
確認したい条件は、次のとおりです。
- 封筒や緩衝材を含めても規定の厚さに収まる
- 梱包後の重さが規定内に収まる
- 輸送中に割れたり液漏れしたりしにくい
- 押されても形が大きく変わらない
- 必要な台紙や説明書を同梱しても発送条件を超えない
- 名入れや商品表示を損なわない状態で梱包できる
特にタオルや布製品は、折り方や圧縮の仕方によって厚さが変わります。商品サンプルを実際に使用する封筒へ入れ、発送時と同じ状態で厚さと重さを確認しておくと判断しやすくなるでしょう。
梱包資材は商品と発送方法に合わせて選ぶ
段ボールのほか、厚紙や雑誌・カタログ用の袋など、梱包資材にはさまざまな種類があります。配送サービスによって専用資材が指定されている場合もあるため、商品だけでなく発送方法まで決めてから梱包資材を選びましょう。
厚さに余裕がない場合は、商品本体だけでなく、封筒や袋、台紙、緩衝材を含めた状態で確認しておきたいところです。
DMや案内状にノベルティを同梱する場面
ポストインでの同梱は、既存顧客への案内状、会員向けの送付物、資料請求への返送、キャンペーンの参加特典などで使えます。
DMや案内状を同封する場合は、サイズだけでなく内容物の扱いも確認します。信書に該当する文書を送れるかどうかは配送サービスによって異なるため、発送前に利用するサービスの取扱条件を確認してください。
商品だけを送るのではなく、案内状やクーポンと組み合わせる場合は、ノベルティが何のために届いたのかを受取人が理解しやすい状態にしておくことも確認したいところです。
発送日が決まっている施策では、商品在庫だけでなく、名入れ、個包装、封入、宛名作成、発送までの工程を先に整理します。商品が用意できても、その後の作業日数が足りないケースがあるためです。
年度末や期末に取引先へ案内状、契約更新の書類、カタログなどを送る場合も、ノベルティを同梱する機会があります。書類を傷めないことに加え、封入作業が複雑にならない形状かどうかも確認しておくと候補を絞りやすくなるでしょう。
ポストイン向けノベルティの候補
候補を選ぶときは、商品の種類より先に、梱包後の厚さと発送数量を確認します。同じカテゴリでも、台紙、個包装、持ち手、付属品によって送りやすさが変わります。
日用品
日用品では、ハンカチタオル、保存袋、薄型の衛生用品などが候補になります。案内状と一緒に送る場合は、個包装を含めても厚さが収まるか、受け取ったあとに保管しやすいかまで見ておきましょう。
液体を含む商品や密封状態が必要な商品は、液漏れ、乾燥、使用期限、配送中の温度変化など、確認項目が増えます。商品仕様と配送条件を確認したうえで選定してください。
ステーショナリーグッズ
ボールペン、付箋、薄型メモなどの文具は、ポストイン用の候補として比較しやすい商品です。ただし、ボールペンやクリップが封筒を傷めないか、台紙を含めた厚さが規定内に収まるかを確認しておきましょう。
掃除グッズ
クロスや薄型スポンジなどの掃除用品も候補になります。ただし、スポンジは押さえ方によって厚さが変わり、封入後に膨らむことがあります。
発送テストでは、封入直後だけでなく、しばらく置いた後の厚さも確認しておくと判断しやすくなるでしょう。
季節品
季節品では、夏場の薄手タオルや扇子、冬場の個包装カイロなどが候補になります。
ただし、扇子は骨部分が折れないか、タオルは折り方や個包装を含めた厚さが規定内に収まるかを確認します。地域ごとに送付時期を変える場合は、発送リストと商品の振り分けも事前に整理しておくと管理しやすくなるでしょう。
よくある質問
商品サイズが厚さ3cm以内なら、そのまま発送できますか?
商品単体が3cm以内でも、個包装、台紙、緩衝材、封筒を含めると規定を超えることがあります。実際に発送する状態まで梱包し、最も厚くなる部分を確認してください。
ポストイン用のノベルティを発注するときは、何を伝えればよいですか?
送付先のおおよその件数、発送予定日、利用する配送サービス、同梱する書類、名入れや個包装の有無を整理しておくと相談しやすくなります。発送方法がまだ決まっていない場合は、予定している封筒や梱包方法もあわせて確認します。
まとめ
ポストイン用のノベルティを選ぶときは、商品の見た目の薄さだけではなく、実際に送る状態まで梱包して確認するのが判断の基準になります。
候補が決まったら、送付数、発送予定日、名入れや個包装の有無を整理し、利用する配送サービスの条件と照らし合わせましょう。商品選定と発送準備を別々に進めず、一緒に確認しておくと手配時の行き違いを減らせます。





