ひと目でわかる販促品・ノベルティ・プレミアム・記念品の違い
| 用語 | 主な目的 | 配布条件 | 主な対象者 | 使用例 |
| 販促品 | 販売促進全般 | 施策によって異なる | 見込み客、顧客、取引先など | 展示会配布品、購入特典、来場記念品 |
| ノベルティ | 企業・商品・サービスを知ってもらう、覚えてもらう | 来場、資料請求、商談など。広く配る場合もある | 見込み客、来場者、既存顧客、取引先 | 展示会で配るロゴ入り文具 |
| プレミアム | 購入、来場、申込み、契約などを後押しする | 購入額や申込みなどの条件を設けることが多い | 購入者、来場者、申込者、契約者 | 一定額購入者への生活用品 |
| 記念品 | 節目や感謝を伝える | 周年、卒業、成約、表彰などの機会に合わせる | 取引先、従業員、会員、参加者など | 創立周年の名入れボトル |
販促品とは
販促品とは、商品やサービスの販売促進を目的に配布する品物全般を指します。
企業や商品を知ってもらうための配布、店舗やイベントへの来場促進、購入特典、既存顧客へのご挨拶など、目的は一つではありません。ノベルティやプレミアムも、販売促進のために使う場合は販促品の中に含めて考えられます。
記念品についても、取引先との関係づくりや企業への理解につなげる目的があれば、販促品としての役割を持つことがあります。
ノベルティとは
ノベルティとは、企業名、商品名、サービス名などを知ってもらい、覚えてもらうために配布する販促品です。
展示会や店舗イベントで広く配るほか、資料請求をした方、商談相手、既存顧客などへ渡すこともあります。一般消費者向けだけでなく、企業間の営業活動で接点をつくる配布品もノベルティに含まれます。
社名やロゴを入れるケースが多いものの、名入れの有無だけでノベルティかどうかが決まるわけではありません。何を知ってもらいたいのか、受け取った後にどこで使われるのかまで考えると、商品を選びやすくなります。
プレミアムとは
プレミアムとは、商品購入、サービス契約、申込み、来場など、特定の行動を後押しするために提供する特典です。
「一定額以上購入した方にプレゼント」「来場した方へ先着で進呈」といったように、受け取るための条件を設ける場面で使われます。ノベルティよりも、その場での購入や参加につなげる目的が前に出る呼び方です。
販促用語としてのプレミアムは、必ずしも高価格帯や高級品を意味するわけではありません。名入れの有無よりも、特典として分かりやすく、受け取りたいと思えるかが判断材料になります。
記念品とは
記念品とは、周年、卒業、参加、成約、表彰など、節目となる機会に贈る品物です。
販売や集客を直接促すというより、これまでの感謝を伝えたり、出来事を覚えておいてもらったりする目的で使われます。取引先や顧客だけでなく、従業員、学校関係者、イベント参加者など、対象者があらかじめ決まっているケースも多くあります。
商品を選ぶ際は、何の記念なのかが伝わる名入れ、持ち帰りやすさ、保管や使用のしやすさを確認しましょう。包装やのしを付ける場合は、商品の個装形態も発注前に見ておきたいところです。
迷ったときの呼び分け方
提案書や社内資料で呼び方を決めるときは、品物の種類よりも、次の順で条件を確認します。
- 購入や申込みなど、受け取りの条件があるか
- 目的は認知、行動の後押し、節目や感謝のどれか
- 誰に、どの場面で渡すのか
たとえば、同じボトルでも、展示会で広く配るならノベルティ、購入特典ならプレミアム、創立周年に贈るなら記念品と整理できます。
社内で呼び方が分かれる場合は、企画書に「誰に・どんな条件で・何のために渡すか」を併記すると、認識のずれを抑えやすくなるでしょう。
景品・賞品・粗品などの関連語
販促品の周辺には、似た場面で使われる言葉があります。それぞれが完全に別の品物を示すわけではなく、渡す理由や見せ方によって呼び名が変わります。
景品
景品は、購入キャンペーンや抽選企画などで提供される品物を指します。提供方法や取引条件によって景品表示法上の扱いが変わるため、企画時は最新の公式情報と社内基準を確認してください。
賞品
賞品は、コンテスト、競技、表彰などの結果に対して贈る品物です。抽選企画などでは「景品」と呼ばれることが多いものの、実際の呼び方は企画によって重なることがあります。
詳しい違いは、景品と賞品を扱った関連記事で確認できます。
粗品
ご挨拶や感謝の気持ちとして渡す、ささやかな品物を表す言葉です。商品カテゴリーではなく、贈る側が控えめに表現する呼び方と考えると分かりやすいでしょう。
おまけ
購入した商品に付ける特典を日常的に表した言葉で、販促用語ではプレミアムに近い使われ方をすることがあります。
販促物
販促物は、チラシ、カタログ、クーポンなどの情報媒体を指す場面が多い言葉です。一方で、企業や業界によっては、ノベルティを含む配布物全般を指すこともあります。社内外で使う場合は、印刷物を指すのか、販促に使う物品全般を指すのかをそろえておくと認識のずれを防ぐことができます。
商品を検討するときの次の行動
呼び方を整理できたら、すぐに商品を探すのではなく、次の条件を先に確認します。
- 配布する目的
- 受け取るための条件
- 対象者
- 必要な数量
- 配布する時期
- 名入れの有無
- 包装やのしの有無
同じ商品でも大量配布するノベルティと、周年記念品として贈る場合では、単価、名入れの見え方、個装、準備期間の考え方が変わります。
条件がまだ決まっていない場合は、配布目的と対象者だけでも整理しておくと、商品を探すときや相談するときの出発点になります。
配布目的や対象者、数量、名入れ、希望時期が決まっている場合は、条件を整理してから商品を探すと候補を絞りやすくなります。販促品・ノベルティ・記念品の呼び方に迷う段階でも、配布条件から相談できます。








