コットンと綿(めん)は同じ素材!
結論からいうと、「コットン」と「綿(めん)」は同じ素材です。
消費者庁の家庭用品品質表示法では、繊維の種類が綿の場合、「綿」「コットン」「COTTON」という名称が指定用語として使われています。
商品によって表記が違っていても、「コットンだから綿とは別の素材」というわけではありません。ノベルティの商品仕様を比較するときも、まずは同じ素材として見て問題ありません。
コットンとは?
コットンは、ワタの種子のまわりに生える繊維からつくられる天然繊維です。タオルや衣類、バッグなど、身近な製品にも使われています。
ノベルティでも見かける機会が多い素材ですが、同じ綿素材でも、生地の厚さや織り方、加工などによって手触りや使い勝手は変わります。商品を比較するときは「綿100%」という表示だけで判断せず、商品ごとの仕様も確認しておきたいところです。
バッグで使われる素材の違いを知りたい場合は、エコバッグの素材別の特徴もあわせて確認できます。
コットンにはどんな魅力があるの?
タオルやTシャツなどに使用されているコットンは、私たちの日常生活では欠かすことのできない一番身近な天然素材です。そんなコットンの魅力、皆さんはどれほど知っていますか?
ここからはコットンの魅力をいくつか紹介していきます。
柔らかく優しい肌触り
コットン素材といえば、肌を包み込むような柔らかな触り心地が特徴のひとつです。
コットンは、やわらかな手触りを持つ素材です。タオルやハンカチのように肌に触れる商品では、素材を選ぶ際の比較項目のひとつになります。
吸水性があり、汗や水分を吸いやすい
コットンは水分を吸いやすく、タオルや衣類など肌に触れる商品によく使われる素材です。
汗や水分を吸収しやすいため日常使いしやすい一方、含んだ水分量によっては乾燥に時間がかかることもあります。
耐久性に優れている
以下のような点からコットンは耐久性に優れていると言われています。
- 水に強い
- 熱に強い
- 虫食いされにくい
ただし、生地の厚さや織り方、加工方法によって耐久性や取り扱い方法は異なります。ノベルティとして選ぶ場合は、素材名だけでなく商品ごとの仕様も確認しておきたいところです。
一年中使用できる
「夏はすずしく、冬はあたたかい」と言われているコットン。
これは繊維の構造と深い関係があります。
コットン繊維の空洞には熱伝導性が低い(熱が伝わりづらい)空気があります。
その空気が作用し、外からの熱を遮るため夏はすずしく、体温が外に逃げないため冬はあたたかさを保つことができるのです。
コットン100%のタオルをノベルティに選ぶときの確認点
コットン素材の特徴を活かしやすいノベルティのひとつがタオルです。商品を比較するときは、素材だけでなく、サイズや厚み、包装、名入れの可否なども確認すると用途を絞りやすくなります。
大量配布なのか、ご挨拶用なのか、記念品として渡すのかでも選び方は変わります。配布方法まで決まっている場合は、商品単体ではなく包装を含めた状態も確認しておくと提案しやすくなります。
なお、同じコットン100%でも生地の厚さや織り方、加工によって触り心地や見え方は変わるのでご注意ください。
コットン取り扱い時の注意点とは?
コットン製品は、洗濯による縮みや色落ちなどが起こることがあります。ノベルティとして選ぶ場合も、素材の一般的な特徴だけでなく、商品ごとの取扱表示や注意事項を確認しておきたいところです。
①縮みやすくしわになりやすい
コットンは、洗濯によって縮みやしわが生じることがあります。縮み方は生地や加工によっても異なるため、使用前に商品ごとの取扱表示を確認してください。
②乾くのに時間がかかる
コットンは水分を吸いやすいため、生地の厚さや使用状況によっては乾燥に時間がかかることがあります。タオルなどを選ぶ場合は、素材だけでなく厚みや仕様もあわせて確認すると違いが分かりやすくなります。
③色落ち・色移り・変色しやすい
濃い色のコットン製品は、洗濯や摩擦によって色落ちや色移りが起こることがあります。また、保管環境によっては変色する場合もあるため、商品ごとの取扱表示や注意事項を確認しておくと安心です。
「綿100%」と「オーガニックコットン」は別の表示
コットン素材の商品を見ていると、「オーガニックコットン」という表示を目にすることもあります。
オーガニックコットンは、定められたオーガニックの生産基準に沿って管理された綿花からつくられる繊維です。認証基準は国や地域などによって異なるため、「一定期間、農薬や化学肥料を一切使わなければオーガニックになる」と単純に捉えないほうがよいでしょう。
ノベルティとして提案する場合も、「綿100%」と「オーガニックコットンを使用していること」は分けて確認する必要があります。
まとめ
「コットン」と「綿」は表記が違うだけで、基本的には同じ素材です。ただし、同じ綿素材でも、生地の厚さや織り方、加工によって仕上がりや取り扱い方は変わります。
ノベルティとして検討するときは、「綿100%」という表示だけで決めず、商品仕様まで確認するのがポイントです。タオルならサイズや厚み、個包装の有無まで見ておくと、配布方法に合う商品を絞り込みやすくなるでしょう。






